恋の絵の具
恋に絵の具で色を着ける。
世の中には色んな恋があるけれど、それでも自分の恋は自分が主役。
この恋を私好みの最高の恋にしたいから。
やっぱり乙女のピンク色。優しい気持ちで安心したい。
たまには気分を変えて水色の絵の具。透き通る青空のように元気いっぱい楽しみたい。
黄昏のオレンジ。二人だけで落ち着いて、昔を懐かしんで、今を大切にして。
激しい赤。一回ぐらいは超ド級な喧嘩でもしないと楽しくない。
物悲しい紫。ちょっとした切なさも程よいエッセンスになる。
冷めた青。相手がつけ上がらないように、冷たくするのも恋の上級テクニック。
そんな風に無理を言ってわがままを言って恋に色んな色を重ねたら、最後にこの恋は真っ黒になった。
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