未だ霞にあり

康平

序 我ら孤独にあり

何故逃げなくてはいけない

何故ここにいなくてはいけない

自分が一体何をした

自分がきっと悪いんだ

誰も寄るな

誰か助けて

夜はとても暗い

夜はとても眩しい

朝は怖い

早く朝が来て

息苦しい

吐き気がする

吐き気がする

息苦しい

分からない

分からない

何も考えられない

何も考えられない


どうしてここまでいきている―?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る