第10話 サタン
原稿用紙に小説を書き始めた。執筆にノッてきたところでサタンが来た。
邪魔しないでくれ、早く続きが書きたいんだ!
自分の願いを叫び、新しい原稿用紙を手にする。
「左端」に書ききれなかった文章を、新しい原稿用紙の右端から書き始めた。
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