【売れる本の条件・奇跡の確率をあげる方法】
【売れる本の条件。キャッチコピー】
萩原さん:
売れる本の条件に、読んだときにキャッチコピーが浮かぶかどうかがあります。
10分説明が必要な作品と、5秒で説明できる作品ならば、後者のほうが伝わり安いです。
本を買うときに、最初に読者に届けられるのは帯・タイトル・イラストの3つ。その中の帯で『5秒足を止められるコピー』が付けられるかどうか。キャッチコピーは最初の一撃。だからここが大切です。
本は作家+編集者で分業できるが、Webでは1人でやる。Web小説で大変なことは、作家と同時に編集者もこなさなきゃいけないことです。そこは本当に大変。
【奇跡の確率を上げる方法。POP】
大塚さん:
本屋には店舗によっては数百万冊以上の本がある。その中で手にとってもらえるのは奇跡。そして、その奇跡の確率をあげる方法がある。
それが『おもしろさの保証』
この保証に関しては色々な形がある。書店の店員としての保証(世界一ラノベを売った男の保証)。「○○賞1位」「○○万冊突破」ネット発であれば「PV○○回以上」
そもそも読者は『書店に買わないために行く』自分に必要なものはないことを確認して安心するために行く。(もちろん全員がそうだという意味ではなく、そんなスタンスの人にも買ってもらえるように、想定しているという意味)。そのその読者に本を手に取らせる。そして、そこからキャッチしていく。
そのためには
『何が面白かったのか』
『この本から何を得られるのか(業界用語でbenefit)』
を伝える必要がある。その手段として、POP(通称ポップ)がある。
ポップの書き方は2種類あって
1、端的に説明する。ex泣ける!
2、饒舌に説明する。ex手書きでびっしり
萩原さんの一言「POPはズルいですよね、ラインマーカーを引っ張りできますから」
【+α】
萩原さん
先ほど読者は本を買わないために書店行くと言ってましたが、もう一つありまして(昔上司から言われて残っている言葉ですが)、『読者は読まない理由を探している』読者はどんな時に読むのをやめるかというと、『期待を裏切られた時にやめる』ことが多いです。
例えば、帯とあらすじが食い違いがあるとき。
これは作家さんが、あらすじで色々読んで欲しい所を書こうとする、取っ掛かりを作ろうとすると起こります。取っ掛りがないのもダメですが、ありすぎるのも良くないです。
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