第406話 目分量

 目分量というものはアテにならない。

 しかし…あからさまに等分でないことがわかることもある。

 ピザの話だ。

 デリバリーのピザでは考えられない。

 スーパーのピザだ。

 ピザカッターで切ったのだろう…当然目分量だ。

 だが…どう考えても許容できないサイズのピザカット。


 どんだけ鋭利な角度で切ったんだ?

 当然、反対側は全体の何分の一なんだ?


 適当にもほどがあるぞ!!


 持った瞬間

「細っ!!」

「重っ!!」

 歪なピザ、ちょっと怖かったぞ!!

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