第386話 消えゆく遺産
沖縄の首里城が燃え落ちた。
別に思い出などない。
それでも、崩れゆく遺産を惜しむような、悲しい気持ちが湧いてくる。
火災は建物の中からだそうだ。
文化遺産に足を運ぶということはどういうことか?
首里城に限らず、文化遺産を訪れる観光客のモラルの低下が嘆かれている。
後世に残すべき文化を見に行って、なぜ汚したり傷つけたり…そんなことが許されると思っているのだろうか?
そもそも何をしに行くのか…行くなよ!!
首里城も、例外ではなくマナーの悪い観光客には困っていたという。
もし…この火災が悪意、モラルの低下によるものだったとしたら…
それは、とても許されることではない。
沖縄県民だけではない。
人としてどうなのだと、問うべきなのだ。
放火、タバコの不始末、設備の点検不備、そんな理由ではないことを願いたい。
形あるものは…というが、だからこそ人としてのモラルが問われるのだ。
悲しい火災で留めてほしい、悲しみが怒りに変わるような火災であって欲しくない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます