第270話 本末転倒

 道路工事のシーズンである。

 予算を使い切らんと国土交通省が頑張って穴を掘るのである。

 夜間は「工事をしているぜ!!」と言わんばかりにピカピカ光っているわけで…

 その技術は年々派手になっているような気もする。

 なんならクリスマスイルミネーション並に派手に輝いている。

「眩しい上に、危ないんだよ」


 そもそも、一生懸命に赤い棒を振っている人が目立たないから、進んでいいのか止まるのかすら解らない始末。


 ほどほどにしてくれ…

 派手すぎて危ないから!!

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