第186話 多いよ…

 ウチの母親は料理が下手だ。

 自分では上手いと思っているが…。


 基本、鍋物は水が多すぎる、総じて味が無い。

 知らないのか、野菜からは煮込むと水分が出るのだ、薄くなるんだよ。


 そして絶対に味見はしない。


 一番困るのはカップ麺の類だ。

 お湯を入れてくれるのだが…まぁ並々と注いでくれる。

 何味のスープであろうと問答無用にお湯ラーメンになる。


 困るのは、僕がスープを飲み干す派なので、薄味の割に塩分は100%摂取しているという事実。


 負のスパイラルとはこういうことをいうのだ。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る