シナリオパート 調査

 流れを簡単に説明します。


 商業誌と違ってホンマ、ざっくりと行きます。^^;


 これまで培った経験からガチにシナリオ固めてもPCは動かない、シナイオは進まないのがゲームと言う事を自覚しました。

 特にクトゥルフでは「進んで死にたがる」キャラは今まで見た事がありません。

 でも皆、ゲームするのはなぜだろう?多分そこは「何があっても俺だけは生き残る!!」 そんなPCの自己顕示欲を刺激しまた敗れた時の敗北感を何となく楽しむのが、このゲームの魅力なのかもしれません。

 ですから、ポンポン情報出して「罠」に引きずり込むぐらいでちょうど良いでしょう。^^;


 ぶっちゃけ、商業誌風に書くのも面倒臭いだけね。 ^^;


 ステップ1 「調査」


 目的


 装置取付後5日以内(6日目の就寝時にアストラル体としてヒヤデスのカルコサに飛ばされます)由美子の視聴する映像の異常に気付き、装置をTVから外す。


 次の点を探索者がクリアできればステップ1は終了です。

 「武の部屋にあった装置を見つける」

 「由美子宅の装置を外す」

 「蓮田の存在を確認する」


 シナリオキープ


 刑事がPCの場合、六道の事件の直後からのスタートです。蓮田は数日後に由美子と接触し翌日に装置を魔術(式神の様に使役できる低級の生き物?)で届けます。

 由美子は帰宅した夫に頼んでテレビに装置を取り付けてもらい、次の日から効力が発動します。


 由美子は家事全般をこなしながらTVを付けっぱなしにしています、ただし昼間に現象が起こる事はありません。日が暮れて星が昇る時分、帰りの遅い夫待つ間、「何となく何にも映らない、何かおかしなものが映っているチャンネル」を見てしまう、魅せられてしまうのです。


 時間管理はおおざっぱでかまいません、キッチリと管理したい方はゲーム時間で10日(六道事件発生から4日後由美子宅に装置が届きます。)以内にシナリオ解決を目指してください。


 私のシナリオは至極オーソドックスな展開でした、刑事のキャラクターが「装置」を「目星」で発見します。


 しかし、これが事件にどう言う関連があるかまではわかりません。 

 あ、イエローサインがあるのでSANチェックを忘れずに。^^;


 刑事PCは、聞き込みで同僚PCから「TVの映りの話」「受信料徴収員の話」「装置の話」「夜風が強い」といった。被害者「六道」の事件前数日間の情報を得る事が出来ます。

 ここで「装置」呼ばれるものを二人のPCが認識しこの事件に「「装置」呼ばれるモノが関わりがあるのでは?」と言う流れになりました。


 ホ、


※ 失敗したとしても再ロールやロールプレイで情報を与えつつ見つけさせてくださ

 い。

  メディア系のPCの場合で警察関係者への取材、コネなど有効な手段で見つけさ せるようにして下さい。

※ PCが上手く見つけられない場合、鑑識などから「こんなものが出てきました」 と情報を渡し下さい。

 


 本来、ココで同僚PC は刑事PCにとって用済みになってしまいますが、同僚は「装置」を「ある場所」で見た事があります。その事を刑事に伝えさせます。


 「装置」については聞き込み時に刑事PCが写真を同僚PCに見せています。

 ですが「ある場所」を思い出せません。「何処だっかな?」と思い出せない状態です、理由は後します。

 時間などの問題でめんどくさいと思ったらやらなくて良い演出です。キーパーが判断してください。

 

 友人占い師の登場です!


 霊感(幸運ロール)が強い所が良いかなと思える配置(実際そうでした。^^;)色々と幸運が解決してくれます。


 由美子から「夫の愚痴」「TVの映りの話」「受信料徴収員の話」「装置の話」「夜風が強い」を由美子の自宅、またはPCの「占いサロン」で情報として受け取ります。


 友人占い師PCが興味本位で、または由美子が装置見るように誘導しました、イエローサインがあるのでSANチェックを行い。友人占い師PCは「なんかヤバイモノ」的霊感が働きます。


 由美子に外すように説得しますがロールが成功しても「様子見るで」その日は外すことが出来ません。

 キーパーの陰謀、、、いや装置の効果です。


 キーパー次第ですが、日数が「ヤバイ!!」場合 占い師PCが霊感で直ぐ装置を外してもOKとします。


 3人の合流ですが、捜査中の刑事、同僚PCが「ある場所」探し、道を尋ねて占い師PCと出会うパターンでした。

 この後、「装置」「装置を探す理由」「六道事件」について情報交換が行われ、「由美子宅のTVに取り付けられた装置を外す」流れになりました。


 めでたし! 


 基本、PCの合流は「聞き込み捜査」「取材」が一番自然です。演出はキーパー次第ですが、それほど無理はないと思います。

 PCが積極行動に出て警察に事件について問い合わせ、刑事PCにくっ付き取材も流れとして悪くありません。


 メディアで活躍を願う「コネもち」フリーコメンテーターが、不可解過ぎて面倒な事件を押し付けられ一人で捜査する羽目になった新米刑事を振り回してドタバタ、、、、と言う小説ネタまで浮かんできます。 ^^;


 私のシナリオは以上で「武の部屋にあった装置を見つける」「由美子宅の装置を外す」「蓮田の存在を確認する」を探索者たちがクリアしました。


 あくまで1例として参考にしてください。

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