第2話ミレイとの冒険
「ミレイって、つえーんだな!」「そ、そうですかぁ?」「ミレイさん、ナイスです!」「あ、ありがとですぅ…」「うふふ。あ、ねぇ、ミレイ。あなた、本当だったらもういないんでしょ?」「は、はい!運命の書にはそうやって書いてありました。」「て事は、ミレイは運命の書と違う生き方をしてるって事だな?」「はい!行かなきゃいけない場所にたどり着かなきゃいけないきがするんです!そこには私の知りたい事があるはずなんですけど…」「あの、姉ご。この幽霊さんとその行かなきゃいけない場所に行くのはどうですか?そのついでにカオステラーを…」「そうね!ミレイ、私たちもご一緒するわ!」「ふぇ?あ、あ、ありがとうですぅ…なんだかよくわからないですけど…」「まぁ、気にすんなって!」「はい…」「じゃあ、ミレイ、案内してくれる?」「ふぁい!」「ぼく、すっごい不安なんだけど…」「よし!行きましょう!!」
「なぁ、ミレイ。まだ着かないのか?」「えぇっと…もうすぐだと思うんですけど…」「運命の書には書いてないんですか?」「書いてないですぅ…」「もう夕方じゃねーか!!」「まあまあ、タオ。日も暮れてきたし、あの洞窟で夜をこそう。」「そうですね。タオ兄、行きましょう」「へいへい。」「あの…」「ねえ…」「ミレイ?レイナ?」「別にそんな怖がってる訳ではないのよ!少し暗すぎないかなぁ、って…」「お化けとかでそうですぅ…」「やっぱり、姉ごって…」「お化けなんかでないよ。ほら、行こう」「ま、待ってよぉ!」「おお!結構広いじゃん!」「寝るスペースは確保できそうね」「グルゥゥ」「ヴィラン!?」「チッ!おいおめーら!行くぞ!!」「またですかぁ!?」「幽霊さん、頑張りましょう!」「ふぁーい…」
「ふう。ヴィランも引いたみたいですね」「やっと休めるわね…」「あそこで眠ろうか」「明日も早いからな!」「んん…」「ミレイ?」「あ、あ、いえ!眠りましょう!」「…?」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます