楽園を探して

大勢の人が列を作って移動している

故郷を捨て

海を渡り

荒れ地を歩いて

楽園を目指している


あるとき、僕は列からそっと離れた

僕らが目指している楽園は楽園じゃない

熾烈な競争が連続するもうひとつの地獄だ

僕らの人数は楽園が受け入れられる限界をはるかに超えている

僕らがたどり着いた瞬間、楽園は地獄に変わってしまう


だから、僕は離れた

同胞を捨てて

たったひとりで

僕だけの楽園を探すのだ

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