あなたのことが好きかしら

わたしは貴女のことが好きかしら


貴女といると心が休まる

たくさん話ができて元気になる

雪の温泉にもいった

異国の教会でステンドグラスにため息をついた

夏のビーチで酔っ払いながら歩いた

梅も桜も観に行った


貴女といれば

ずっと楽しくて幸せなのかしら


貴女に好きな人ができて

恋人になり伴侶になり

私はそれでも傷ついたりさみしい気持ちにはならなかった

せめて貴女を好きになれたらいい

そんなふうに思ってた


貴女を好きでいいかしら

花弁が舞い落ちて埋め尽くしていく芝生の上で

永遠に時が止まればいいなと思っていた


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