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僕ははあなたのことが好き過ぎて、嫌い過ぎる。
あなたが誰かと一緒に笑っているだけで、僕の気は狂いそうだ。
あなたが好きなものは、僕は全部嫌いだ。
あなたを好きなひとは、僕は全部嫌いだ。
人物(ヒト)だろうと、経験(コト)だろうと、作品(モノ)だろうと、
あなたに影響を与える全ては僕にとっては恐怖でしかない。
あなたが仲間たちと楽しそうにしているところを想像するだけで、
僕は嘔吐が込み上げて来て、僕は嗚咽に支配される。
僕はあなたがいないと何も感じることができないんだ。
僕はあなたがいないとがんばれないんだ。
あなたが僕以外の誰かと一緒にいるって考えるだけで、僕は死んでしまいそうだ。
食事も喉を通らない。
僕は死んでしまいそうだ。
僕は死んでしまいたい。
しかし、それでも僕は死ぬことはできない。
本当はすぐにでも死んでしまいたいのだけれども、人間は簡単には死なないんだ。
ねえ、殺して下さい。
だって、こんなにも苦しいんだよ?
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