ネタバレ注意! セト神の話題

 セト神はオシリス神話では悪者ですが、太陽神ラーとは仲良しで、屈強な戦の神として国境を警備したり太陽の船を守ったりもしています。

 以下は作中ではカットした台詞です。






カルブ 「セト神を崇める人なんて居るんですか?」

つーたん「居るぜ。ホレムヘブの部下のパラムセスの息子は、セト神にちなんでセティって名前だ」

カルブ 「邪神崇拝をそんなどうどうと!?」

つーたん「体が丈夫になりますようにって意味だよ。セト神は体だけは丈夫だから」


 セティ一世はツタンカーメンの四代あとのファラオです。





カルブ 「邪神なんて言っちゃって悪かったのかな……」

トート 「むしろそう呼んでやった方が喜ぶ」

カルブ 「そうなんですか!?」

トート 「強そうに聞こえるからな。流行の、ちょい悪オヤジというやつだ」

カルブ 「いつの時代の流行ですか!?」


 遠い未来のです。





アヌビス「叔父上のことをあまり悪く思わんでやってくれ。あんな御仁だがツタンカーメンを王妃のそばに居させたかったのは本心だ。やり方はイビツだが、何せ母上のことがあるのでな」


 言うタイミングをオネショに奪われました。





つーたん「なあカルブ、ツタンカセトって名前、どう思う?」

カルブ 「賢くなさそうだからダメです」

つーたん「だよな」


 もとの神話でも結構マヌケなことをなさっておられます。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る