No.92 Panasonic SX-MB100

2001年発売。TechnicsではなくPanasonicから出たホームキーボード。ホームキーボードらしくリズムパターンが用意されていたり、パネル中央にあるパッドでフレーズを演奏できるなどエンターテインメント性が見られる。全体的に青がイメージカラーとなっているようで、鍵盤の黒鍵もまた青色になっている珍しい機種。

本体を見てまず目に行くのが右側手前にあるCDプレイヤー。CDで音楽を流しながら鍵盤を弾くことができるという機種である。しかもドライバーはトレー式という本格仕様。そのせいか鍵盤数は49鍵と、一般的なホームキーボードの61鍵製品とは1オクターブ少ない。CASIOでも同様のコンセプトを持ったホームキーボードはあったが、こちらはさらに機能があり、ラジオFMの受信も出来き、そのためのアンテナまで備えている。

音源はPCMでGM規格128音を揃えており、他に22音のオリジナルボイス(内12音がドラムセット)が用意されたプリセット全150音色。最大発音数は32音。Panasonicだからなのか、Technics製品である他の所有機種に比べるとクオリティーも良くなく、2001年発売の製品としては貧弱感が否めない。

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