No.26 YAMAHA MU500 DTM音源

シリーズ革新機MU100を境に音を刷新し、最強の地位へ君臨したMU1000の廉価版。1Uハーフラックでフロントパネルは音レベルを見るLEDとボリューム兼電源スイッチのみ。MU100以降の機種では唯一プラグインボードが付けられない。しかし音色はMU1000と同等の物が使える。MU100は過去にあったMU50/MU80/MU90のキャピタルバンク(GM128音)から一部を新しく差し替えており、ピアノなどはYAMAHAシンセ革新機であるEX5系の物になっている。

ちなみにMU128は最大発音数128音を実現したEX5の後に発売されるが、単にそこが強化されたわけではなく、とても綺麗なストリングスや民族打楽器などが追加されている。個体は後に続くMU1000/MU2000と同じく、プラグインボードを3枚搭載できる。色はホワイト。上面にはMU128と毛筆で書かれた格好いいロゴが付いている。

MUシリーズでは初めて型番が違うだけで中身が一緒というMU2000/1000/500だが、MU500だけがエフェクター強化のEXへバージョンアップが図られなかった。今までのMUシリーズが廉価版をMU90BやMU100Bなどと「B」を付けて区別していたが、MU500以上の機種は、MU1000はベーシック機、上位機種がサンプラーとプレイバックシーケンサー付きというハイスペック機のMU2000、廉価版をMU500と位置付けている。

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