No.07 YAMAHA TG100 DTM音源

1991年、YAMAHAが放った「世界初のGM音源」。GM規格はRoland SC-55を参考に、デジタルシンセに於ける音色配列の標準規格として作られたもの。

YAMAHAにもかかわらず、お家芸であるElectricPiano2(FMエレピ)がアコースティックなピアノになっているという謎仕様。

Disk Orchestra Collectionというデジタルピアノの配列を持ってる。

そして当時はやっていたRoland CM-32L(MT-32の同等品)を意識したC/Mモードがあり、後のTG300やMUシリーズにも設けられる。1Uハーフラックだが高さが若干低い。いわゆるXG音源系やSY系の音ではない。

ちなみにドラムキットには127番にRX系ドラム音が入っているのだが、これ以降の機種に搭載されることはなかった。126番にはDisk Orchestra用のキットも入っているが同様である。そしてCM-64/32Lを意識したC/M Kitは128番にあり、これは後にTG300のGM-Bモードで採用されて、以降MUシリーズに於いてTG300-Bモードに搭載される形となる。

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