人の思考パターンの話

ちょっと箸休め的な事を一つ。


始めに。自分は過去の経験から、他人の反応一つ一つに敏感になりました。理由は色々とあったので!

自分のしたことが悪いことだと判れば凹み、そこを直そうと努力していった結果がこの性格になっていまして、“自分の悪い所は直して、より良い自分になろう“としてました。周りに迷惑かけたり、足を引っ張りたくなかったのですね。

それで、私はみんなそうなんだろうなと思ってました。大人になるまでに直して丸くなっていくのが普通なのかな、と。

だね、とか言われそうなのですが、基本的な部分がじゃないので慎んで否定しますね。

(こんなコラム書いてる時点で、いい子ではないと察して下されば幸いです)


それで本題です。

何か起こると、何でこんなことになってるのだろう?と、私はよく考えます。

Nさんの事に関しても同じで、私がまだコミュニケーションを取れるように努力していた頃によく考えていたものです。


話が通じてない、

忘れてしまう、

噛み合わない。

これをどうすれば少なく出来るのか。


今思えば、対する相手がよくなかったんだと納得出来るのですが、こちらがどう頑張ってみても暖簾に腕押し糠に釘状態でしたので、ぐるぐると悩んでは、あれこれしてみては失敗する日々が続きました。

その内、こちらが悩みすぎてお仕事に支障が出るようになってしまったので、結局(周りの方々に言われたのもありますが)諦めてしまいました。


ええと、人の考え方の違いってありますよね。周りを気にする人、しない人。

人それぞれ違うのです。

大抵の人は、その人がこう思っていてもその場の雰囲気に合わせてみたりします。日本人が得意な協調性というやつですね。


Nさんはどうなのかと言うと、周りを全く考えてない人だと思います。

この人には全く感じられないです。それよりも自分の気持ち、意見が先に来るようです。

見た目控え目そうに見えてゴリ押しおばばなのかよ。そうなんだよ。


こちらが「これはダメです」と言っても、まあ気に入らないことに関しては全く駄目でして。聞いちゃくれないわけです。


こんなことがありました。

たしか、一昨年のはじめくらいで真冬の時期でした。皆さん、レッグウォーマーってありますよね。ふくらはぎから足首当たりに着けるもこもこしたやつです。

うちの制服は上がブラウスとベスト、下がタイトスカートに黒いパンプスかサンダルです。冬なので、黒いタイツ履くのが一般的かと思います。

ある日。Nさんは制服にレッグウォーマーを履いてお店に来ました。そしてそのまま接客を始めてしまったのですね。


A、いいんですか?

Q、マニュアル的にアウトです。


お店が寒いから、暖かくしたいと言っていました。

しかしちょっと考えてみて下さい、タイトスカートにレッグウォーマーの組み合わせです。見た目も合ってないのですよ。

その時の一番リーダーをしてたお兄さんが注意をし、私とパートさんも注意をしました。それで分かってくれるかな、と思ったのです。


A、どうなったの?

Q、そのシーズン中ずっと履いていました。


補足しますと、何回かお兄さんと私で注意させてもらいました。しかし聞いてないのかずっとスルーされましたよ。お兄さん30代そこそこ、私20代半ば、Nさん40代過ぎ。

あ、これがおばさんの図々しさってやつか!!


いくら精神的に強くなっても、私はこんな強さは要らないと思います。

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