嘘つきの日
君を嫌いになって、やく二ヶ月。
この知らせに気づかず呑気に暮らしている君が『憎い』けどもういいや。
前に進んでいるから。
君に『本当に恋しなくてよかった』
『出会わなくてよかった』
『嫌いになってよかった』
『笑えてよかった。』
だから、君にカモミールを『与えない』。菊を与えよう。
そして、サイネリアを。
どうしようかな…。
そう、呟いて空を見上げる少女の頬には涙が『こぼれてなかった』
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