あきれるぐらいの笑顔を
わかってたのに。
いざその時になると
涙が溢れた、溢れて溢れて床を濡らす。私を閉じ込める。
けど、ふと前を見ると君が笑ってる。
違う人と笑ってる。
あぁバカバカしぃな。
君が避けてるなら、今度ちゃんと話せるときに笑って。挨拶しようかな?
「あすか~!?」
「待てよー!」
あっ、君が気づいた。またあの顔だ。
いやだな。けど、ちゃんと。
「あすか!」
「っ、(プイッ」
君が逃げるなら、私は。
「おはよう!」
君が逃げれないくらい。
君があきれるぐらい。
「バかじゃねぇの?」
「ちょ!ひどい~!」
最高の笑顔を君に向ける。
「ねぇねぇ~チョコ食べる~?」
「いらな~いw」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます