第23話 I wish..♥願わくば♡ 23 加筆修正有2020.08☆  

23.


=== 仁科葵 ===



 一度現地調査の為、1泊2日で出掛けてみることにした。

 

コウは体調を崩しやすい猫chanだから心配、、今も

元気でいてくれるだろうか。



 とまれ!

            

 コウに会えた。♡♡~✺◟(∗❛ᴗ❛ั∗)◞✺~♡♡アイタカッタォー

奇跡に思えた。


 コウ、いいお顔してるね。♡♡(⋆ටᆼට⋆)•*¨*•.¸¸♡♡ 

イケメンくんだ。




 ちょうど調理の募集があり、ピザとかも作れると

尚、良いとのこと。



 体力が無いから短時間で交渉したところ、実際働くのは

1ヶ月先でも良いとのことでOKを貰えた。



 キャンプ場には泊まれるバンカーもあるので

こちらに来てから住む所はじっくり見てから決めることにした。




 コウや自然からかごいパワーを貰った。


 女のことも夫の今までの所業もいつの間にか頭の中から

消えていた。



 コウがいるのは信州の山の中だ。

 結構自然災害が多く、特に地震などが心配。

  

 地震が来たら津波などもあると相当ヤバイかも、なんて

ふと思った。

 


 その時はその時。


 人は生まれて来る時もひとり、死に行く時もおひとりさまで

いいやって。



 誰にも心を残さず行けたら本望だ。


 その時はコウのことを想うかも。


 馬鹿みたい、最愛の息子達だっているのにね。



 私は夫と結婚して長く一緒にいたことで人間不信になって

しまった。



 最愛の息子達のことさえ、他人のように見えるとは

相当重症かもしれない。



 私は調査旅行から帰宅すると、今度は帰って来ない可能性の

高い旅に出る為の準備に取り掛かった。




 息子達には正直に話した。(๑◔‿◔๑)ネェネェ、アノネ 


   カアサン☝( ◠‿◠ )☝ ╰(*´︶`*)╯ダイジョウブダヨ




 生活を軌道に乗せられて上手くいきそうだったら

その地で第2の人生を生きてみようと思っていることを。



 私は上手くいかなかった場合のことも考えていて

家を出て行くとか、離婚をして下さいとか云うのではなく

あくまでも旅行に出るということにするつもりだ。



 これは自分を経済的に守る為の保険。




 出来るか出来ないか、予測の付かないことに危ない橋を

渡る訳にはいかないもの。



 長期に亘って帰らずとも、あくまでも旅で押し通すつもり。




 籍を抜くとかはあまり今の所考えていない。

まずは地盤固めが先だから。




 そして、とにかく独りになりたい。

 独り、ボッチになってスースーしたい。スーハー(๑´▿`๑)♫•*¨*•.¸¸♪♡♡スーハー





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