第48話「艶漢」DVDで一番好きなところ
キャラクターそれぞれの良さはあるけれど、自分が一番好きなのは「猫女」の絶叫だ。
「ざまあみろ! あんたが死んでも、あたし知らない。あたしが幸せなれればいい。あんたがどうなってもあたし知らない。あたし自由なる。自由、幸せ、あたしだって欲しい。欲しいよおおー!」
確かそう言っていた。
で、絶叫だから「あだじだってほじい。ほじいよおおー」って聴こえる。原作通りでイメージがはっきりしていてすごい。残念なのは、漫画のラストと違って、「猫女」は幻想の存在へと変わってしまうところ(ようするに、死ぬ)。
よく考えると、慈善寺へいって、主人公のことをぼんやりと憶えているらしい、という描写は、舞台ではムリがあるなあ。
DVDのラストで筆を折った作家さんが言うんだけど「人が何を考えているかなんてわからない」のだから。その後の「猫女」がどうなったかまでは、物語にはかかわりがない。死なせた方が話がすっきりする。
けどまあ、わたくしは原作の方が好きだ。慈善寺で進んでボランティア活動する「猫女」忘れない。
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