どこかしらで見聞きした創作論を改めて考えてみる【プロット編】

 お疲れさまです、風嵐むげんです。


 さて、色々あって間が空いてしまいましたが、こちらの企画も完結させないといけませんね。というわけで、最後はプロット編です。


 とは言っても、プロットに関しては作り方も考え方も人によってかなり違うと思いますので、かなり根本的なことだけを抜粋します。


 その①【そもそもプロットって必要?】


 よくプロットがあると逆に書けないっていう方がいらっしゃいますね。私も元々はノープロット派だったし、なんなら今でもプロットありきで小説を書いていくことになかなか苦戦しております。どうしても逸れて行っちゃうんですよね……。


 でも、個人的な感覚で言うと、やはりプロットがあった方が圧倒的に書きやすくはあります。矛盾点をかなり減らせますし、伏線も張りやすい。なにより書くスピードが格段に早いです。文字数も大体どれくらいかなってわかりますしね。


 ただ、やはり書いている途中でプロットからかけ離れていく、という現象はよく起こります。また、この話は果たして面白いのだろうかっていう疑心暗鬼もよく起こります。


 そういうメリット、デメリットどちらもありますが。個人的にプロットはあった方が書きやすいですよ、と言っておきます。



 その②【主人公の成長を組み込む】


 物語というものは、主人公が成長していく過程であると、前に買った指南書に書いてありました。言われてみれば確かにそうですよね。


 千と千尋の神隠しとか、君の名はとか。最初はうだつの上がらない主人公が、様々な困難を経て成長する。この王道展開こそが、名作を生み出す主軸なのでしょう。


 ……ただ、個人的にはこれちょっと疑問なんですよね。というのも、最近私『テイルズオブヴェスペリア』っていうゲームを遊んだんですけど、このゲームの主人公ユーリがかなり特殊といいますか、最初から最後まであんまり変わらないんですよ。元は不良っぽいというか、飄々とした男なのですが、割と最後まで飄々としてるっていうw


 それがとにかく魅力的なんです! そりゃあ作中で色々あったりやらかしたりして、経験を積んでいくんですけど。ユーリだけは一番最初に「世界のために戦う羽目になるよ」って言われても「意味がわからねぇが、身近な人たちを助けられるなら頑張ってみようか」って言う気がする。


 というわけで、劇的に変化せずに最初から最後まで自分のスタンスを貫く主人公というのもそれはそれで魅力的なのではと思ったり。あれ、これ何の話でしたっけ? プロット? 自分のやりやすい方法でいい思います!(丸投げ)

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