不器用小噺38 私的カラオケ論

 周りの選曲に合わせて曲を選ぶ。

もしくは履歴の中からチョイス。

だいたい他力である。


 うまく歌えないと落ち込んでしまう。

ドリンクがすぐなくなる。

周りが全く盛り上がってなく、もはや自分の方を見ていない。楽なのかさみしいのか判然とつかない気持ちが渦を巻く。


 他の人が歌っているときは次に何を歌うか考える。時々気を使って歌っている人を見るが、介入せず見るだけに留まる。


親しい人でもデュエットを申し出にくい。


他の人が歌っている時に話したりできない。


新曲をいきなり歌い失敗するときのどん底っぷり。


最後の締めの曲が自分になるのがあまり好きではない。

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