前のエピソード――はたらく細胞

　はねバドはねぇ、個人的にあんまり好きじゃないんです。全体的に暗いんで。スポ根モノは基本的に明るいものが多いじゃないですか。この作品は明るいスポ根のアンチテーゼになってそうですよね。

　スポーツは絶対的に才能が物を言う、それは間違っちゃいません。この作品はそれをとことん描写しているんですよね。主人公サイドは。ここまでそれを描写されると最後までそれを貫いて欲しい気がしてきます。それで最後の最後にこっぴどく倒されて欲しいなとさえ思ってしまうのです（汗）。

　原作の展開は知らないんですけど、ここまで来たらスポ根モノのセオリー通りに行かずに主人公が冷酷なまま世界最強になってもいいんじゃないですかね。

　ここでは主人公をそう言う言うキャラにして、サブヒロインに普通の熱血キャラを持ってきております。ただし、才能は……。いい対比ではありますな。

　このサブヒロインも最初はすごく性格が悪かった。その流れから考えると、主人公もいつか普通の性格になっちゃうのかもですが。そうなったらつまらないなー←

　今放送中の展開では主人公が最強の状態なのですが、もっと強いキャラ、主人公の壁となるキャラも出てきますよね？　最近はもっと強いキャラ出てこーいと思うばかりです。ライバルだと思っていたキャラがあっさり主人公に倒されていくのを見るのはねぇ。主人公が強くなるのって本来は嬉しいはずなのに……。やっぱり目が死んでるからかな（汗）。

　ちなみにこの作品、アニメファンの中では評価が高いようです。なるほど、今の子はこう言う展開の作品が好きなのですね。ちゃんとマーケティングをした上でのあの展開なのかも。だとしたら読みは当たりましたな。

　で、実際のバトミントンってああ言う感じなのでしょうかね？　はねバドを見てバトミントンやろうと思いましたって人はあんまり出ない気がします。この作品を見る限りだと、あんまり楽しい競技には見えませんからねぇ。どうなのでしょうね。