自分がされて嫌な事ではなく、相手がされて嫌な事はしない

 ども。さて、いきなりですが、皆さんが周りに迷惑をかけないために起こす行動原理の中に『自分がされて嫌な事は相手にもしない』と言うのがあるのではないでしょうか。私もそこは必要最低限持っていなきゃいけないモラルだと思います。


 ただですね、そこで止まってはいけないと思うんです。それは何故か。簡単です。その人の許容範囲は個々によって違うからです。私ならこの程度は平気だけど、別の人にとってはNGと言うもの、ありますよね。だから色々と摩擦が起きちゃうと思うんです。


 自分では平気なレベルでツッコミを入れたら相手からは殴られたと思われたり。そう言うすれ違い、皆さんにも経験があったりするのではないでしょうか? 言葉の強弱でもありますよね。自分に言われても平気な言葉を相手に使ったために相手が大変傷ついたりとか。

 こう言うのは自分がされても平気な以上、その感覚をアップデートさせていないと意外と自分のミスに気付けないものです。


 そう、迷惑をかけないためには相手の強度に、相手の性質に合わせるのが大事なんです。傷つきやすい人にはストレートに言わないとかね。当然の配慮です。皆さんも自然にそうしているかも知れませんけど、認識的にも相手に合わせると言うのを強くイメージして欲しいなと思い、今回特別に書いてみました。


 いやね、モラルの話がネットとかで流れる時に普通は『自分がされて~』しか目にしないんです。自分基準ではなく『相手が嫌がる事をしない』が最適解なのに。あれ、何でですかねぇ。ボクには全然分からないよ。


 と言う訳で、今でも自分基準で嫌な事はしないって言う人がいたなら、どうかそこからアップデートして、相手が何を嫌がるか観察してそれに合わせるようにしてねと伝えたいです。これが日本伝統の『空気を読む』ってやつですよっ。

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