原理主義者の狂気

 最近ではヴィーガンの人達がそうですけど、どうして過激化するんでしょうね。不思議でなりません。食事問題なんて好き嫌いの話であって、強要するべきものではありません。

 ましてや、従わない人を攻撃するだなんて――。


 こう言う動きは自分達が正しいと思った時に起こる気がします。正確には自分達『だけ』が正しいと思った時。

 この多様性の時代に、真っ向から逆行する話ですよね。


 ただ、このある種の選民思想は今までにも多くの選ばれし民を作ってきました。彼らは先鋭化し、過激化の道を辿りがちです。一度そう言う道に進んでしまったら戻す事は出来ないのでしょうか。

 少なくとも、それが難しいのは間違いない気がします。


 原理主義と言うのは、よく聞くのがイスラムのそれであるように狂信と同じものなのでしょう。共産主義もポリコレもヴィーガンも。酔っている間は気持ちがいいものです。自分達以外が下等な存在に見えてしまうのです。他を認めようとしないのです。

 これを狂気を言わずして何と言うのでしょうか。


 狂気は世界を狂わそうとします。今までにも何度も世界を狂わせてきました。今後も様々な狂気が世界を狂わそうとするのでしょう。対抗するには正反対の力でぶつかる事ではありません。それは共に滅ぶ道です。

 凸には凹。狂気と言う憎しみは、抱きしめて愛情を注ぐしかないんです。


 次々に狂気が生まれるこの時代は今までの歴史の膿出しの期間に入ったのかも知れません。マイナスの波動に影響されないように常に心に光を、愛を意識して欲しいと思います。

 縁のない運命は決して巡り逢いません。どうか強い意志を持ち続けてくださいね。

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