ChimiEssay

@ChimiOrange37

1.始まり

手相占いに行ってきた。

半額になってた、ただそれだけの理由で。

今はこれと言った悩みもない。

強いていえば、婚期を逃してしまったことくらいかな。

それも本気ではまだ悩んでなくて、そんな自分でいいのかを悩んでいると言った方が正しいかもしれない。


すぐに左右の手相の違いを指摘され、人に合わせて自分のキャラクターを変幻自在にしてることを当てられる。

そうそう、ほんとそう。

わざとでも何でもなくて、話し相手によって話し方も内容も変えてしまうところがある。

時々、自分で自分のキャラクターが分からなくなるくらい。

でもそれが功を奏しているのか、周りには常に良くしてもらえていて得をしてると思う。


独身であることを伝えると、今は結婚じゃないよ、仕事だよとバッサリ。

ここまで結婚しないで来たんだから、焦らずじっくり選んで良いとのこと。

正直、今さらハードル下げるなんて無理だし、それでいいならいいやって、その一言で開き直れた。


それよりも、何か諦めたことない?と。

私ってやつは、いい年になってもフラフラしながら、音楽やったり、詩を書いたり、表現することをやっていたよなぁ。。。と回想。

諦めてたことを始めるといい相が出てるから、今の仕事をセーブしてすぐにでも始めた方がいいと、かなりの熱量で言われた。


今の仕事がかなりハードで、休みの日は趣味で出歩いてばかりだから、新しいことを始めるための時間の余裕も心の余裕なんてない。

愛のうたを生み出すような感受性も残っていない。

でもあの熱量が気になって何か始めなければという想いが増すばかり。

そうだ、エッセイを書いてたことあったな、出版してみたいなと思ってたことあったな。

短い期間だけどそんなことを願ってたことを思い出した。


書いてみるか。。。

好き勝手に生きてきて感じること、40手前から真剣に働き出してから気づくこと、誰かに話したかったけど話せいでいること、、、

想いのままに。

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