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朝の話


朝起きてすぐに、自分が居ることに。

地球が凄まじいスピードで回って廻ることに。

枕と掛け布団と敷布団とその下の床に。

空気と建物があることに。

どこか知らない宇宙の、どこか知らない星の異星人のような驚愕を抱きます。

そして起き出して歯を磨く頃には、

昨日の書類のことを考えています。

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