君とイバラと純粋と
イバラの道ばかりと
嘆きの沼に沈みゆく
通りすがり氏が
誰かの足を引っ張ることに一生懸命で
スラングな言葉を吐くことに囚われて
嘲笑われて
イバラが守る薔薇の花
傷つけて
痛くて
イタクテ
それでも
君と居たいと
指先の血を流してなお
手をのばす
その棘
防衛システム
傷つかないように
傷つかないように
気付かれないように?
綺麗な言葉で歌い上げれば
みんなウソのカタマタリでしょうって
コメンテーターは金塊を背中に隠して
「愛はこの国では死んだのです」と
恋もしたことないくせに
イバラが守る薔薇の花
傷つけて
痛くて
イタクテ
それでも
君と居たいと
指先の血を流してなお
手をのばす その勇気が
花を咲かせるのです
君の薔薇が
誰かの薔薇へ
花弁が
ヒラヒラと散って
イバラが守る薔薇の花
傷つけて
痛くて
イタクテ
それでも
君と居たいと
指先の血を流してなお
手をのばす
薔薇とイバラと純粋と
君の花弁に触れていたい
ただ それだけを願って
血が流れても滴っても
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