星の下のナイショ話

 満天の星空を眺めながら

 ああ、世界は広いんだなって思った


 ちっぽけな僕、山の上でちょこんと座って

 もう誰も通らない暗闇の上に


 風の音が今の話し相手さ

 みんな何処行っちゃったんだろう


 少し背伸びしてあくびして

 みんなを捜しに歩いてみよう

 きっと何処かにいるはずさ


 しゃらんとシッポを靡かせて

 足取り軽く何処まで行こう


 昼間はダルくて動けなかったけど

 夜は全てが僕の縄張りさ


 暗闇にうごめく影が一つ二つ

 そうか、みんなココにいたんだね


 今日も朝まで楽しくやろうよ

 誰にも邪魔されない僕らの時間


 月の華咲く猫端会議

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