火種
不完全燃焼
くすぶる
火種
あぁ、こんなに
消化不良
無情 相乗 現状 平和条約
酸素をまき散らしたら
後は点火したらいい
なんだかね
馬鹿らしくて
世界だけがくるくる回っているんだ
太陽と月の接吻に
馬鹿騒ぎ
学術的にどーだとか
そんな事は一切関係なくて
お前の横顔に
北風を吹き付けたいと
そんな事を石に刻むわけ
火種をよく肥えた土に埋めていくの
火種の種が
火の芽になって
日の目を見る頃
ほら
修復不能
無能も可能も苦悩も異能も
どうでもよくて
ただフヤケた脳味噌で
世界を歪んだ眼鏡で
見つめては
昔、傷つけた人の事を思い出す
くすぶる火種
点火できないまま
炭化していく感情の残骸
無惨に無形に
言葉にしてまき散らすだけ。
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