Blue Platanus
その手にあるのは
この世のものとは思えぬ宝石
それとも ありふれた
あなたは あなたのままでいればいい
いつかそれが
見果てぬ海をゆく帆先が
不思議な旋律に満たされて
いつか あなたが話してくれた
美しい物語が ここに開けていくの
誰も 自分以外にはなれない
満足に
それでも絵に描いた果実より
唇を噛んだ 血の味を憶えてる...
この手にあるのは
たった今を記した未来地図
それとも あの日の想い出
あなたはあなたの味方でいればいい
微笑んで 明日に漕ぎ出して
あなたは あなたのままでいればいい
いつかそれが
心にもない約束が
つまらない昨日を縛るなら
きっと誰にも心開かず
この
空とひとつになるわ
いつでも 可愛くなんてなれない
完璧な笑顔で 人を
言葉は宙に浮いて 凪いだまま
私の泣いた
この手にあるのは
誰も知らない国へのパスポート
それとも 手垢のついた鍵
あなたは あなたのままでいればいい
愛することは 真実を知ること
あなたは あなたのままでいればいい
いつかそれが
きっと時間が
もう迷わない心が 許すことを教えてくれる
届かない空を恨んだ
小さな手で夢に触れて
この手にあるのは
たった今を記した未来地図
それとも あの日の想い出
あなたは あなたの味方でいればいい
微笑んで 明日に漕ぎ出して
あなたは あなたのままでいればいい
いつかそれが
あなたは あなたのままでいればいい
愛することは 真実を知ること
あなたは あなたのままでいればいい
いつかそれが
luca minamoto@Copyright_2019
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