知り合い


紙に書いたらわかった気がした 正直になればわかった気がした


気がするだけでわからなかった 正直な部分がわからなかった


足りなかったのさ 道に岩を置くことを


優しかった僕が罪でした


森の奥のログハウスにおいでよ 誰も話させないから


篭もりきった貪欲が 麻薬を吸うように とろけていた


引っ張りだすなよ 人と人なんて 分かり合えないのは


平和があるからだろ 君と僕は戦争をしなきゃなんない


喉が乾き食が細くなり 朽ち果てるほど 人を思うって


馬鹿って言葉がお似合いならば


満たされたあなたのその声は 天才の二文字が化粧している


嫌いじゃないよ 鷲になること 


獲物を見つければ ネズミになる


そして、一度でいいから空を見せてくれ






  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る