　花火のあとの夜空　なんだか寂しい

　静まりかえった雰囲気が好きになれないの

　ずっと独りだったくせに

　一人になるのがすごく怖い

　理由はわかってる

　キミがいるから

　いつも隣にキミがいてくれるから

　Stray Cat（迷い猫）を見つめるみたいな

　優しい瞳のキミがスキ

　Stray Cat（迷い猫）をなでるみたいに

　髪に触れてくれるキミがスキ

　Stray Cat（迷い猫）を抱き上げるみたいに

　優しくハグしてくれるキミがスキ

　真っ暗な夜空を眺めていたら

　すごく不安な気持ちになるの

　キミとはぐれて

　銀河でひとりぼっちになりそうな気がするの

　花火が終わった瞬間

　キミの手をぎゅって握ったのはそのせいなの

　キミの驚いた顔　当然かも

　だって　ボク　今にも泣き出しそうな顔をしていたから

　普段キミに見せたことのないような顔をしていたから

　理由（わけ）は恥ずかしくて言えなかった

　銀河で迷子になりそうな気がしたなんて

　お願い　この手を離さないで

　少しでイイからこのままでいさせて

　ボクの瞳が微笑（ほほえみ）を取り戻すまで

　ミャオって耳元で囁（ささや）くまで

　ＲＡＹ

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