創世の夜
頬を撫でる冷たい風
わが身を照らす 月明り
見上げた空に願うのは
儚く拙い 御伽話
スラリと伸びる刀身に
曇り無き光が 地を照らす
眼下に眠る 愛憎の石碑
彼の地に落とした 血の涙
奪う事 護る事
其の一振りの重みは何ぞ
迷妄の世を覆う
此処から始める
創世の夜
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