第38話 好きは才能の基盤だ。

好きという気持ちは

才能の母体。

この燃えるような感情がなければ

どんな天才でも能力を発揮できない。

好きを持たない天才は、

いとも簡単に才能や功績を捨てさり、

別天地で生き始めることになる。


反対に好きで好きで仕方ない

なのに思うような表現ができてない。

認められていない。

下手したら腐って自分の才能を見捨てようとする。


そんなときは

自分のなかの想いを純粋かどうかチェックする。

人や世間、権威者のために創ってはだめ。

そんなのはあなたがやる意味がないし

楽しさも半減する。


もうひとつは、時間が熟すのを待つ。

人に与える影響が大きい場合は

半端な状態で表に出ることを許されない。

あなたの才能が円熟し

人格も落ち着き

世間が受け入れられるほど成熟したとき

ようやく望みが叶う。


家族の疑いの眼差しや

権威者のお節介な評価や

なりより自分自身の不信に

飲み込まれてはいけない。

好きなものは好きなのだから仕方ない。

他のものを好きになれたらば

嫌いになれたらば

とっくにそうしている。

そうではなく、好きでたまらない己を認めて

さっぱりと純粋な気持ちで

一から始めればいい。


好きってことは才能があるということ。

それが絶対の条件。

諦めず続けていけば

道の先で必ず花開くんだから。

そういうものだから。

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