第21話 完璧で美しくて立派である必要なんか どこにも無い。


外へ出よう。

自意識の檻に囚われるのは

もう止めにしよう。

己とは大したことなくて

そのくせ意外と凄いのだ。

あなたの視点が絶対正義じゃない。


人に評価されるのが怖い。

自己イメージと違ったらばどうしよう。

その程度のことなら関わりたくない。

本当?

それが本音でいいの?


それは単なる言い訳で

弱っちい自分を守るための

できの悪い嘘だ。


思い切って自分を外に連れ出そう。

考えや想いを外に吐き出すのだ。

あなたなりの表現、生き方、コミニュケーション。

完璧で美しくて立派である必要なんか

どこにも無い。

そのちっぽけさが

他人には感動的で

どうしようもなくいじらしく

勇気づけられるのだから。


加工だらけのあなたのとき、

人工的過ぎて臭すぎる。

化学調味料のような後付けの旨味、

それを追加しまくった人間は、

舌がしびれて飽きてくる。

作ったをあなたを愛すのは難しい。

そもそも、あなた自身が満足できないだろう。


小さなままで、

コンプレックスがあるままで、

弱点も悪癖も持つままで、

社会や相手に愛されることが

一番の勝利なのだ。

そのとき、あなたは本当の意味で

無私の心で他人を信じられる。

そのためにはまず

あなたが恥ずかしくても、

裸で、飾らず、無防備に

外に出ていくことだ。



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