第16話 行動の根底にあるものが結果を決めるよ。

恐怖で人が動くと思うなよ

って思うのね。

しゃらくさい方法で人を操作して

ドヤ顔している人。

本人は頭いいつもりでいたり

親切なつもりでいる。

でも、根底に恐怖というスパイスがある行動は

ダメだ。


恫喝とかそういうわかりやすい方法ではない。

例えば選民意識を煽ること

「あなたのようなすごい人に」

例えば劣等感をつつくこと

「これぐらいできないとさー」

例えば知ったかぶりをすること

「あ、それわかります。あなた、わかりません?」

などなど。


やさしげな仕草

かっこよさげな振る舞いの中に

脅し、恐怖を忍ばせている。


選民意識の裏のメッセージは

「あなたは選ばれなくていいですか?」

劣等感をでいうならば

「どうすんの?そのままでいいの?」

知ったかぶりなら

「知ってる俺に反抗すんの?」


要は人をコントロールしたくて、

それで自分の価値観を確かめたくて

仕方がない人たち。

彼らは不安と弱さで自意識の基礎が出来てるのだ。

いくら明るく自信ありげで

素敵なルックスとおしゃれな服に身を包んでも

内なる部分は暗く、ぐらついている。

腐臭さえ漂うかもしれない。

見た目や態度やうわべだけの言葉に

騙されてはいけない。


恐怖がベースにある行動は、

いずれ破綻を迎える。

タイミングを外し

プロジェクトは頓挫し

人間関係は壊れていく。

一時の栄華を誇ろうとも

永遠の命をもった物や関係を作れない。

トラブル続きの人生の中にいるなら

あなたの行動のベースに何かあるのかを

ちゃんと確かめた方がいい。

きっとそこには嘘や恐怖が

じっとうずくまっているだろう。






  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る