Last of Grandalsia

クリスタリア公国という国

一方　北方の公国　クリスタリアにて

侯爵による演説

1824年、四家の侯爵らは我が民衆、特に労働者に対して、この国の政治をより良いモノにすると堂々と宣言した。

しかし、それから約束を果たすまで100年近くもの期間があったにもかかわらず、彼らは職人や業界に対して、政策の成果を全く示すことができずにいるのが現状である。

1724年、クリスタリア公国のかつて公爵と呼ばれた人々は我が国の民衆、特に労働者に対して、この国の政治をより良いものにすると堂々と宣言した。

しかし、100年たった今ですら彼らは約束を果たすことは出来ていない。

彼らは、神に祈るという道を選び、議論を放棄した。

全ての歴史は人によって紡がれる、力泣き為政者が民衆を支配しようとし失敗した。

数百万を超える人々の希望は打ち砕かれ。

この就職期真っ只中のクリスタリアでは、職に就くどころが人口の90%以上もの人間が、仕事に就かず国の制作を待ち続けるのみ、何もしない公爵たちの政策を待ち続けるのだ。

だから私は、数年前力でこの座を勝ち取った、そして今私は宣言しよう、国が就職率を90%まであげる。

そしてこの国に戦争をしかけてきたかつての帝国を崩壊させ、我々が反映したあの時代を取り戻そうではないか。

そして必要であれば、我々はこの公国を守るため、我々のかつての戦友たちがしてきたように、魂を捧げる覚悟もある。

もしも国家としての責務を全うすることができれば、その努力により、誇り高き自由なクリスタリア公国を取り戻すことがいつの日か必ずできるはずだ。そんな未来の実現のために懸命に働こうではないか！

もう、我らがすべきことは決まっている、この失われた100年間を取り戻す、その戦いを起こす時期に我らは突入しているのだ。

人の歴史は人によって描かれる、力ある我が国が全てを支配し導かなければならない、そう力ある我が手によって失われた100年間を取り戻す物語が始まるのだ。