第6話「テーマパーク」
スーファミにも移植された知名度の高いゲームだが、元々はセガサターンから。このゲームはその名前の通り、テーマパークを運営するゲームだ。
道路を作ったり、アトラクションを作ったり、お店を作ったり。他にも池や木を植えることもできるぞ。他にもエンターティナーやメカニック、警備員、スイーパー(掃除屋さん)などのスタッフを雇ってお客さんを喜ばせたり、治安を維持しよう。ここまでの説明だと簡単で楽しそうだなと思うかもしれない。だが、このゲーム実は非常に難しいのだ。
まずこのゲームはハッキリ言ってとても現実的なゲームだ。入場料を値上げしたり、銀行からお金を融資してもらい、破産しないように計画的にお金を貯めつつ、使っていかなければならない。他にも食品の在庫補充スケジュールなど近年でも見かけないビジネスゲーム。テキトーにやっているとすぐに破産してゲームオーバーになってしまう。
このゲームの最大の目的は遊園地を盛り上げ、最終的にその土地を競売にかける。その後、違う大陸で再びテーマパークを運営し、全世界に自分のテーマパークを築くこと。しかし、並大抵ではないので大人でもそう簡単にクリアできないだろう。というか、クリアできた人はいるのだろうか…。ここからは順番に解説していこう。
アトラクション
アトラクションは開発画面で予算を多めにかけると早く新しい物ができる。ただ、アトラクションは新しいものほどお金がかかるので注意が必要。ゴーカート、ジェットコースター、ウォタースライダーなど多種多様のアトラクションが存在し、中には入った気分になれるムービーが見れるものもある。なるべく園内の一番奥にジェットコースターなどの目玉アトラクションを置くといい。煙を上げている時はすぐにメカニックを呼んで直すこと。早めに直さないと爆発して使い物にならなくなる。耐用年数も存在し、お金をかけて撤去しなければならない場合も。
スタッフ
お客さんを喜ばせるエンターティナー(着ぐるみ)やメカニック、スイーパー、警備員などが存在する。初めて雇うと頭の上にオタマジャクシみたいな物がスタッフにつくが、新米の証である。彼らを雇うのもお金がかかるので、充分な働きをしないスタッフはクビにしよう。逆によい働きをしたスタッフには給料を高くしよう。詳しいデータを配置しているスタッフごとに調べよう。また、たまにある雇用賃金の値上げ交渉が決裂すると、スタッフは全員ストライキを起こして仕事をしなくなるので注意。雇える人数も限界があるので、よく考えて配置しよう。
お店関係
お店関係は食べ物屋さん、飲み物屋さん、ショップ、ミニゲームのお店など数多くある。注意しなければいけないのは在庫の数が無くなると販売ができなくなること。こまめに確認して在庫を多めに持っておくといいぞ。また味付けの変更ができるので、なるべく食べ物屋さんの味付けを濃い目にして、隣に飲み物屋さんを置くとお客さんはどちらも利用してくれる。ミニゲームショップは確率を当たりやすくし、値段を高めにしておくと遊んでくれるお客さんが増えて利益も出やすい。
入場料はいつでも変えれるが、状況によってアドバイザーが変更する旨を伝えてくるのでその通りに変えよう。以上の点を踏まえた上で遊んでみよう。
……とにかく、難しいビジネスゲームなのは間違いない。破産してしまうとゲームオーバーなので注意。スーファミ版は簡略化されているので、難しいと思う人にはそちらがオススメ。
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