DOLL

音が鳴り止めば、僕は壊れる

何処も痛くないのに何故、苦しい


過去の記憶は、歪んだ情景

誰かが来るまで此処に居る


キミが傷付いた分だけアイツが嗤う


抗う程にきつくなる鎖

キミの心の叫びは

言葉だけの正義、笑う


「僕の言葉をキミの胸に、鳴り続かせていて」


風は今も冷たい瘴気乗せて、あの街へ吹く

瞳閉じず全て見つめる……


信じる事、思い出して

玩具として生かされ続けた

「キミは人形などではない」

本気で叫ぶ僕の声、届けて


僕は無力過ぎて、祈るしか出来ない

キミの中にいるキミを、黒く塗りつぶさないように


アイツに言わせれば

「 た だ の 戯 言 」

僕の言葉に、どうか力を


shout at the top of the one's voice

祈るしか出来ない

キミの痛みは誰にも解らない


風は今も冷たい狂気乗せてあの街へ吹く

瞳閉じず全て見つめている、キミの覚悟

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