第959話「足りないならば足せばいい」
一瞬視界がぶれたような感覚に襲われただけで、それ以上の追随はない。
過ぎ去ってしまえば脅威など感じない。
ここで引き返すべきだというまっとうな思考とは裏腹にここで仕留めておかなければ尾を引く可能性があることを捨てきれない。
「なかなかやるみたいだけど、もうイッテが足りないね。これなら勝機は十分にあるって教えてくれたようなものだけど」
「その目で見るまでは油断はなしでお願いします。」
「全力でつぶしにいくんだけどね」
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