第483話「北上ルート探索」
ルナは北上を続ける水弾の落下地点の軌跡を辿る形で回り込んでいた。
スペラが南下し理由は下り坂になっていた為早く目的地に到着するルートを選んだ為であるが、ルナはあくまでもスペラのフォローである。
少しずつ斜面を登ることになった為に時間と効率においては幾分もかけることとなったが、獣人を早急に捕捉し一瞬ではあるが遠目に水弾を打ち出すシルエットも確認できた。
流石だと言わざる負えないのがスペラの姿は確認できず、気配もルナで出なければ感じることは出来ないほど消している事だ。
ここからは同時に三方向に警戒しつつ、アマト達に吉報を伝えるためにも、避けた大地から先への新入ルートの確保を行わなければならない。
今起きているこのいざこざはイレギュラーであって本来の目的は首都への道を見つけ出す事なのだ。
霧が晴れるまでに見つけれればいいのだが、できなくとも安全にこの場は押し通らなければもともこもない。
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