刹那の幸せ

 覚めない夢を求めているの

 生きてるズレをこの手で埋めよう

 輝く一瞬 花火が落ちる

 記憶が尽きる 足下に散る


 一瞬の煌めき 幾つが今手に

 いつか見た笑み 冬に生きたセミ

 カラダ凍える あまた零れる

 次が灯せず 独りを終える


 儚いさざ波 新たに逆さに

 生きてることすら一つの贖い

 果てる 壁の高さに

 今も穴は空かない


 悦楽を従えて

 刹那の幸せ

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