第14話 KOF13CL

当時はKOFシリーズはほとんど、先輩としか対戦していなかった。

きっかけは、

「お前、KOFやったことはあるか?」

と、ゲームセンターの仲間に聞かれたことである。

そのゲームはKOF13CLである。

正式名称はザ・キング・オブ・ファイターズサーティーンクライマックスである。

名前が長いので、KOF13CLと今後は書いていく。


その時は、ブレイブルーをやるためにゲームセンターに行ってて、その仲間の人に誘われたのである。

私は多少ならと答えて、その仲間と対戦していた。


まぁ、結果は経験値の差もあり、ボロボロにやられた。

けれど、その中で面白さもあったのだ。


KOFの特徴はキャラを1人ではなく、3人選ぶのだ。

その3人をスポーツの団体戦みたいに、先鋒、中堅、大将と選ぶのだ。

そこで、3人倒すと勝利というシステムである。


3キャラを選ぶ……これが意味するのは、3キャラ分のコンボ、立ち回り、役割を把握しないと難しいところである。

難しいが、面白いと私はPS3を出し、KOF13CLの練習を始めたのだ。


このゲームはこの会社の今まで出てきたキャラが対戦出来るというのも一つの魅力である。


餓狼伝説、龍虎の拳、サイコソルジャー、怒 など色々なタイトルから出てきたキャラも使えるのだ。

KOFオリジナルのキャラも存在して、このゲームのキャラを見て、懐かしんでやるのも面白いと思う。


と、少し話が逸れてしまったが、練習のことを書こうと思う。

3キャラを選ぶ、これは結構迷っていた。

チームメンバーに、ビリー、マキシマは個人的に使いやすいかな? ということで2人は決まったのだが、あと1人が決まらなかったのだ。

そこで、あっ!と言わせるキャラが良いということでクラークを選んだのだ。


そして、ビリー、クラーク、マキシマの順番でこのキャラを練習することにした。


ビリーは格闘技が棒術であるため、棒を使っての牽制が出来るキャラである。


クラークは投げ技が得意で、相手に近づいて投げる。

所謂、投げキャラである。

しかし、打撃も良いのを持っており、近距離なら殴り合いも強いというキャラだ。


マキシマはパワーファイターで、火力が高く、逆転も狙えるキャラである。

だが、動作は遅めである。

しかし、ガードポイントを持っていて、その動作の遅さをカバー出来るといった利点もあるのだ。


私はこの3キャラを練習して、再度、ゲームセンターの仲間と対戦したのだ。


結果は負けだが、何が悪いとかの軽いアドバイスを仲間から教えてもらって、再度、練習することになったのだ。

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