第6話

沙羅魅と公太郎は波路琉との食事が終わり帰路に着く。


「今頃波路琉ちゃんは北区に帰宅中だね~」

「またそのダジャレかよ。あきるし」

「いいじゃん。ダジャレさいこー!」

「電車の中で変なこと言うなよ」

「変じゃないよ正論だよ」

「はいはい。勝手にしてください」

「もう。公ちゃんはツンデレなんだから~。それじゃなぞなぞね」

「なんだよ急に。心変わり激しいぞ!」

「ある大富豪の人がだいぶお金を使ってあるものを買いました。さてなんでしょう?」

「はぁ、簡単だし。トランプ」

「ぶっぶー、違いま~す!」

「ブタかよ!」

「違いま~す!」

「ちげえよ。ぶうぶう言ってるおめぇがブタかってこと」

「ひど~い。沙羅魅はぽっちゃりさんだもん!」

「はいはい。サラミは輪切りだもんな」

「なに輪切りって?」

「かわいいってことだよ」

「なんだ、も、ばか~♪ 電車の中だぞ~」

「で、大富豪だろ」

「大富豪はあんまり関係ないんだな~」

「はぁ、おめぇさっき大富豪がって言っただろ?」

「言ったけど、このなぞなぞの答えには関係ないってこと」

「そういうことか。じゃあナンか?」

「ナンってあのカレーについてくるパン?」

「そうだよ」

「それも残念w」

「ちっ」

「そんな高価なナンがあったらすごいよね~。今日は公ちゃん苦戦しておりますね」

「黙ってろよ、今考えてんだから。ある大富豪がだいぶお金を使った」

「そうそう」

「やべ、マジでわかんねぇ。だいぶお金……」

「ふふふ、降参する?」

「まだしねえ」

「じゃあ家に帰るまでに当ててね~♪」



サラミのなぞなぞに苦戦するハムタロウ。

果たしてハムタロウは正解することができるのだろうか?

そして、バジルのことも忘れないでね。

なぞなぞの正解は次回わかる!

乞うご期待!

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