神秘力(アルカナビリティ)
所謂超能力、異能力に該当する力。約60年前に確認され始めた。
この神秘力を持つ人間を「
能力の内容はピンキリ、何から何まで。本当にアルカナ(神秘)なのかと疑問符を
浮かべたくなるものから生死などの概念を覆しかねないものまで多種多様。
しかし誰でも力を持てるワケではなく、神秘力に覚醒する最低条件として
「アルカナ因子」という特殊な因子の発現を果たしていることが必須となる。
因子発現は生まれつきの場合もあれば何らかの後天的理由で突如適合する場合も
あり、発現したからといって必ず神秘力に覚醒するとも限らない。
という結果は出てはいるものの因子発現者の神秘力覚醒率はだいたい8割強であり、高確率で神秘力者にはなる。
研究はまだそこまで進んでおらず、未解明なところは非常に多く、現時点で判明しているのはY染色体と相性が良く男性の因子発現率は80%強とかなりのものであるが
逆にX染色体のみ、つまり女性だと発現率が男性の5分の1前後まで下がる。
故に女性の神秘力者は非常に貴重な存在であり神秘力者の中でも異端視されやすい。
また、神秘力者は一人につき必ず二つの神秘力を持っていることも判明している。
片方は覚醒時に持っているということが多いが、もう片方はどんなきっかけで使えるようになるかはわからず潜在的な力ではないかとされている。
潜在能力が開花した時や己の心境に大きな変化があった時など、何らかの理由でもう一つの力に覚醒することもあれば、もう一つの力に覚醒することなく一生を終える
神秘力者も少なくはない。
尚、ティルナノーグに所属する神秘力者はトラベロを除き、全員二つの神秘力の
覚醒を果たしている(ただし、アキアスはもう片方の詳細は伏せている模様)。
マゴニアにおいてはティルナノーグの存在により比較的薄れているものの、全世界的に見て神秘力者に対する差別、偏見は全くないというワケではない。
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