ストリートポエマー


夜に潜むポエマー商店街に居座って 

遊び帰りの二人のギャルに絡まれる

あなたの詩を書きますって誰が相手かわからんけど

ちょっといい系の言葉綴らなきゃ

知名度の存続に関わるからサブカル女子に

それなりのこと書く姿はほんと偉い


夜に潜むポエマー朝には立つ詩人跡を残さず

ブルーシートお好みのストリートポエマーは 

黒いハットがお似合いの奴が多い


ストリートポエマーよ 俺にも詩書いてくれ

缶ビール片手に飲んでくるけど

インスピレーション働くのなら

俺にも混ぜて読ませてくれ


ストリートポエマーよ 減退しないでくれ

一部の多くは馬鹿にしてしまうが

君らがいないと世の中は完全に面白くもない


ストリートポエマーよ 憎まないでくれ

この世の傾向は理に詰めたら勝ちかもしれないが

やっぱり心に響くものが好きなのだ


ストリートポエマーよ


いや 路上詩人たちよ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る