第50話 誰も渡らない青信号

白日、誰の目にも触れない青信号があって


官憲の目を盗んで、白線を踏む


車の通らない信号は必要か


誰も見ていないからこその、暗い悦楽


安全ではないかもしれないからこそ歩くのだ


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